タイには100年前には約10万頭の野生ゾウと10万頭の飼育ゾウがいたのが、現在は野生ゾウ約1500頭と飼育ゾウ約2500頭に劇的に減っているそうです。その両方のゾウの治療や保護を少数の獣医やマハウトやスタッフがいるゾウ病院などがしています。ゾウ病院では携帯電話治療サービスで、獣医達がその場にかけつけ治療もしています。また出産の手助けもしています。タイゾウ保護センター内にあるゾウ病院やそのクラビ支店は公営です。
プラ(牙のある)クンチャイは野生のおすゾウで、2006年Prachuabkirikhanの森からママなしで、単独で出てきた所を保護されRatchaburiのKhaoPrathab Chang Wildlife Breeding
Stationにつれていかれました。その時は1才未満でした。ママなしの赤ちゃんゾウは単独では生きていけません。ママのミルクを飲んでいないため、カルシューム不足になり、後ろ足に問題がおきました。それで、クンチャイは2才の2009年4月3日にLampangにあるタイゾウ保護センター内のゾウ病院に来ました。初め2番目のママ、スリプラと一緒になり、本当の親子のようにしていました。ですが、ある大雨の日、スリプラは事故で亡くなり、クンチャイはもうゾウさんの三番目のママや友達を欲しがりませんでした。マハウト達と一緒にいることを望んだようです。そこで、特別ミルクを飲み治療をしていましたが、倒れ、寝たきりになり、すべての獣医やマハウトやスタッフの懸命で最良の治療、世話、愛情を受けましたが、2010年11月22日ロイクラトンの祭りの日4才でこの世を去りました。今はタイゾウ保護センター内ゾウ墓地に眠っています。
このTシャツはクンチャイが2才の頃、タイゾウ保護センターに来て約3カ月の時後ろ足が曲がっていても元気に走っていた時の写真から作りました。私の声で走って来た時の初めての写真から作ったものです。
生前のクンチャイへのすべての治療、世話、愛情に感謝し、このTシャツの売り上げ全てをLampangのゾウ保護センター内ゾウ病院に寄付します。この寄付が現在と未来のクンチャイのために少しでも役立てていただければ幸いです。皆様のご協力に感謝します。
インポートギャラリーアコ www.akonet.jp 石田 文子
見習いゾウ使いのブログ http://blogzouelephant.sblo.jp
お金は次回ゾウ病院に行った時に渡します。また、ご希望の方にはお客様のお名前で、ゾウ病院からの領収書がでます。お名前をフルネームでお知らせください。住所はインポートギャラリーアコのものまたはお客様のご住所でお書きします。領収書は郵送いたしますので、ご希望の方はご住所もお知らせください。
この紙はタイゾウ保護センターで作ったゾウさんのうんちから作ったものです。